ドラゴンボールの映画とゲーム語る

 

この記事はTCU-CTRL場外乱闘 Advent Calendar 2018の16日目の記事です.

前日はうろんが担当してくれています.

uronclock.hateblo.jp

こないだ母親にムンクの叫びTシャツなるものをおみやげとしてもらったのですが,その時まで「ムンクの叫び」というタイトルだと思っていました.

それはそれとして,絵の全体的な色合いが良いですね.

 

 

 

あらまし

 

アホ「去年も書いたから簡単に書けるやろ!」

結論から言いますと,宣言したコンテンツにおけるネタが思いつかなかったので自分の好きなコンテンツ:ドラゴンボールについて色々書き出しました.

現在公開中の映画”ドラゴンボール超 ブロリー”の感想を始めとし,昔の映画・ゲームについても抜粋して記述しました.

ドラゴンボールをあまり知らない人にとっては面白くないものかもしれませんがよろしくお願い致します.

ちなみにここでいう旧劇場版とは映画”ドラゴンボールZ 神と神”以前の映画すべてのことを指しています.

 

 

 

ドラゴンボール超 ブロリー(ネタバレ無し)

ドラゴンボール超 ブロリー”とは2018/12/14に公開された映画です.

 

 

まず初めに,ドラゴンボールがある程度好きでブロリー過去作視聴済み・ジャネンバ視聴済み(元々ブロリーを出す予定の映画だったらしい)・超視聴済みであるならここではネタバレは避けていますがすぐさま見に行った方が良いと思うので,読むのは後にしましょう.

出来るならばPVも見ない方が良いです.行ってください.

 


逆にドラゴンボールをあまり見たことがない人は,多少情報を収集してから行くことをオススメします.
孫悟空ベジータフリーザブロリー・パラガス・ブルマ・ウイスビルスあたりの人物の情報を知っておくとベストです.
原作やZしか知らない人は超で追加された超サイヤ人ゴッド・ブルーやゴールデンフリーザなどの新しい変身形態も抑えておくと良いかと思われます.

 

 

 

 

 

以下:ネタバレなし感想

 

 

 


神と神・復活のFは視聴済みですが,それらを超え,更には旧劇場版も超えるかもしれない出来だと個人的には思います.
まず第一に映像における戦闘の割合がものすごく多い.
設定を練り込むためのストーリーが序盤で描かれますが,最低限にとどめており,他の時間はほぼすべて戦闘に割り当てられています.
後半はほぼ動きっぱなしだったんではないでしょうか.なのでトイレなどで途中退室せざるを得ない場合序盤から中盤にかけての時間に退室するのが一番マシかなと思います.
作画も旧劇場版や超とは違うタッチですが終始高いレベルを維持しています.
めっちゃくちゃよく動く.今思ったらまばたきをした分だけ作画を見逃してた気がします.もったいねぇぞおめぇ!
超では登場人物の体格が旧アニメ・原作より細めに描かれていましたが,今回はみんな筋肉マシマシでクッソかっこいいです.やはりムキムキだと見栄えがありますね!筋肉は最高!最強!
モーションも鍛えた体躯から成っているためいちいちかっこよく感じました.
旧劇場版がセル画を使った古典的な静と動を表現しているとすれば,今回のはデジタル画や3DCGなどをふんだんに使ったスピード感と重厚感溢れる戦闘になっています.
また,気のエフェクトの種類が色々あったのですが,僕の好きな針の刺すような気の迸りが見れたのは最高でした.もちろんそれ以外もかっこいいものばかりです.


ストーリーはネタバレを省いた感想だと,斬新で新鮮でそれでいて王道というのが一番合うイメージです.
原作・アニメと若干設定が変わっている箇所もありますが,それはそれで良い.僕は原作・Z・劇場版・GT・超はすべて別物だと考えています.パラレルワールドみたいなものですね.今回は今回で完結しているストーリーと考えた方が無難です.
また,最後はスッキリした終わり方になっており,EDまでの流れが綺麗にまとまっています.
ぜひ続編を作って頂きたいです.


次に音.

戦闘シーンでは終始ものすごい音圧で打撃音・爆発音・気の音が流れ続けます.たまらんですな.
また,声優陣の迫真の演技には戦慄しました.野沢 雅子(82),堀川 りょう(60),中尾 隆聖(62),島田 敏(64),全員化物レベルと言っても過言ではありません.
戦闘シーンでは常に叫び続けており流石に喉が心配になります.野沢雅子さんは超の前あたりでは声が若干出なくなっていましたが,超から今にかけてまた持ち直している(この年齢で)のには驚きです.
BGMもいいものばかりでしたが,いくつか曲自体に音声(カカロット!など)が入っているところがあり,誰が喋ったのかと困惑してしまう場面がありました.
しかし,音関係は迫力のある仕上がりになっているので安心を.

 

また,過去作へのオマージュもところどころに感じられました.
あるシーンではうおおおおおと心で叫んでいた場面も.
多分,最低もう一度は見に行くと思います.
今回は普通に見ましたが,次回はMX4Dで見ようかと思っていてワクワクが止まらないです.
昨日の朝に視聴しましたが興奮冷めやらぬ状態が続いていて,PVを何回も見てしまいます.
それだけハマってしまう今回の”ドラゴンボール超 ブロリー”という映画.ぜひ見てください.


終わりに,再度言いますがドラゴンボール好きなら見て損はないと思うので今すぐ映画館を予約しましょう.

 

 

旧劇場版について

好きな旧劇場版について語ります

20年以上前の作品しかないのでネタバレはします.ご注意ください.

好きなシーンについて箇条書きで挙げていきます.

 

激突!!100億パワーの戦士たち

映画”ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強”の続編です.

前回倒したはずのフリーザの兄クウラが全身金属になって現れ(メタルクウラ),対し超サイヤ人に覚醒した悟空・ベジータが応戦します.

 

  • 通常状態の悟空とメタルクウラが打ち合いながら上昇していく図を上から撮影したようなアングル

  • 前回では切り札として使用したスーパーノヴァを序盤に無機質な表情で使用
  • 瞬間移動を使う初めての敵
  • ビッグゲテスターの科学力によって悟空より洗練された瞬間移動
  • 超サイヤ人になってからの悟空の始めのラッシュ,合間を縫って重い一撃を入れるも全く効いておらず反撃を入れられる
  • 気合砲(ばっ!)での追撃
  • 纏う気で岩を砕きながらの突進
  • 渾身の一撃を体で受け止めつつ首を掴み後ずさるクウラ
  • 気を瞬間移動で送り込んでからの爆発
  • 参戦するも瞬間移動を使用できないせいで悟空に庇われ,ビッグバンアタックで諸共ふっとばそうとするベジータ

あと,多分ブロリー1作目ぐらい絶望する描写があるのがポイントです.

また,メタルクウラの光沢を前編通して描き続けているのもやばいです.

 

銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴

界王が封じていた銀河戦士が復活しそれに対し悟飯などが応戦する.

少年悟飯が主人公だけど悟空も少しは出るよ!

 

  • トランクスVS天津飯が見たこと無い組み合わせでほんとすき,本気で相手する天津飯もすき でも本気とはいえ超サイヤ人はキツすぎる
  • ゴクア戦でのトランクスのクロスキック相殺
  • 時計の針を気で粉砕する悟飯
  • 剣を片手で受け止めるトランクス
  • 辛い未来を見てきたからか容赦の無いトランクス(超サイヤ人にならない舐めプはある)
  • ビドーのレーザーがザンギャを完全に避けて悟飯に飛んでゆく
  • 銀河戦士に比べてZ戦士の連携の無さが非常に目立つ(褒め言葉)
  • 結界の糸そのものの描写と剣で切れる描写
  • 戦歴は芳しくないが登場シーンは最高にかっこいいベジータ
  • ボージャックの肘打ちで服が張り裂ける描写で力の入りようが分かる
  • 超サイヤ人2になった後の地面からの気の迸り具合
  • セル戦時の甘さはなく速攻でケリをつけにかかる
  • 最後をかめはめ波で終わらせるのではなく撃った後の突進
  • 突進時の叫び声が最高

珍しい1対多の戦闘が見られます.

映画で明確な悟飯の超サイヤ人2が見られるのはこの映画だけ.

 

復活のフュージョン!!悟空とベジータ

多分悟空がデブウを倒した時のパラレルワールド

悪の気が集まって出来たジャネンバという化物と戦います.

 

  • 遊びのようなジャネンバの戦い
  • 悟空の貴重な超サイヤ人2
  • 超サイヤ人3変身時の壮大な演出と史上最大の叫び声
  • ジャネンバが変身してからの雰囲気の変わり具合が素晴らしい
  • BGM無しの打撃音が響くだけの戦闘シーン
  • 戦闘開始時にダッシュする時の地面クレーター
  • デブの時の能力を引き継いだ空間転移能力
  • 超3悟空の華麗な蹴り上げ
  • ジャネンバが空間転移能力を使い始めてからの圧倒具合
  • 空間転移能力を速攻で見抜く天才ベジータ またはフリーザ軍時代にこういう敵と戦ったことでキャリアが磨かれていたのか
  • もう死んでると言われた時の珍しいベジータの顔
  • フュージョンに対するベジータの葛藤
  • 失敗ベクウ誕生ギャグテイストからのジャネンバの特性を逆手に取った戦闘法
  • ゴジータ誕生時の遡る爆炎のようなオーラ
  • 親子フュージョン
  • 最低限しか語らずに戦うゴジータ

 

旧劇場版では一番好きな作品です.

ストーリーとしての流れが綺麗にまとまってて気持ちが良い.

前半と後半で雰囲気がバッタリと変わるのも素晴らしい.

 

ゲームについて

ここでは過去にプレイしたドラゴンボールのゲームついてレビューします.個人的な感想になるので批判その他あっても気にしてはいけません.

 

ドラゴンボールZ Ultimate Battle22

PS用の2D格ゲー.22人のキャラが使えるのでタイトルに22と付いている.しかし,隠しコマンドをタイトルで入力すると隠しキャラが追加されタイトルが27に変化する.

気功波は全部弾で伸びるような気功波は存在しない.魔貫光殺砲ですらも.

ロードがクソみたいに長い.戦闘前に対戦するキャラとのムービーが入るがそれに対する読み込みもクソ長い.

ビルドアップモードという育成モードがあるが,技が当たる度にその技が強化されるというシステムだが,乱打技を持っている天津飯がなぜか一番強くなる.

戦闘は当時は少し面白かったが,今やるとクソゲーになる.

ドット絵の完成度は高い.OPはかっこいい.

 

ドラゴンボール FINALBOUT

GTを基盤にしたキャラ選の奥行がある2D格ゲー.キャラのモデルはポリゴンである.

最初は10人しかキャラはいないが,最終的に17人まで増える.しかし,そのうち6.5人が悟空,3人がトランクスなので,これだけで半分を占めるという.

戦闘に関してですがダッシュを入力してから1秒後にダッシュし始めるという遅さ.

地上での動きもクラッシュ4でいうソロソロ歩き並に遅い.

また,メテオという特殊技を開始するキックをしてるだけでハメ殺せてしまう.特殊技より始動の方が強いとは.

Ultimate Battle22と同様ビルドアップモードがあるが,こちらも連続ヒット技を鍛えると6本ぐらいある体力ゲージが一瞬で消える.当たったら即死という暴挙.

デモ必殺技を使うと,相手が防御・弾く・打ち返しを選択出来るが,CPUの打ち返しが強すぎて一回も勝ったことがないのでデモ必殺技OFF推奨.

ストーリーモードは無く最後の大猿ベビーを倒すアーケードモードみたいのがあるがそこまで楽しくはない.

 

ゲームカタログに書いてあるとおりクソゲーに分類されると思う.

ドラゴンボールZ(Zシリーズ)

PS2で出たドラゴンボール最初のゲーム.

Zシリーズは2Dの格ゲーである(中のモデルは3D).

セル編までしか無いが,グレートサイヤマンはいる.

特徴としてストーリーモードが当時最先端の3D技術を使って作られており,省かれているところは多いものの名シーンの再現度は非常に高い.

バカヤロー!!!は野沢雅子さんの名演もあり必見です.

また,セルが間違ってクリリンを吸収した場合や,ベジータが良いやつだった時のサイヤ人編などのIFストーリーもあって面白い.

対戦に関してはまだまだ発展途上だと感じられる.かめはめ波を単体コマンドで出せないなどシステム面に関しても粗が目立つ.

全クリア後はドラゴンボール集めて限界突破スキルを願いたいがためにホイポイカプセル屋のミスターポポに訪問しまくるゲームになり,「よく来「バイバイ」」というセリフを死ぬほど聞くハメになる.

 

ドラゴンボールZ2(Zシリーズ)

Zの続編.魔人ブウ編まであり,いくつかリストラされたキャラ(ドドリアなど)もいるがキャラ数的には増えている.

ストーリーモードは双六式で,キャラを複数動かせる(なぜかサイヤ人編で青年悟飯が使えたりした気がする).

必殺技が単発で出せるようになったのでぶっぱばっかして負けてた.

気功波の色が青になって綺麗なエフェクトになった.

全体的に正当な進化を遂げている.

 

ストーリーの魔人ブウ(純粋)がクソみたいに強く,4回も勝たなければいけないので辛かった.

魔人ブウ(悪)の吸収パターンがヤムチャ&天津飯フリーザ,ピッコロ,セル,ベジータゴテンクス,悟飯と色々あって面白い.

隠しステージでは,ヤム飯というヤムチャ天津飯フュージョンしたキャラがメインのストーリーがプレイ出来る.

余談だが,魔人ブウ編のストーリーで悟空とベジータが同じマスに止まった時に変身状態のベジットを使えた時は熱くなってしまった.

かなり楽しめた.

OPがかっこいい.

ドラゴンボールZ3(Zシリーズ)

GT,劇場版のキャラが追加された.

システムもモーションも大幅に変わっており,キャラ特有のモーション・技が追加されている.気の溜め方がかっこよくなった.構えもかっこよくなった.

Z2では省略されていたフリーザ・セルの変身もすべて実装.

変身ごとにオーラの色が違う.ドラゴンボールゲームの中でオーラの表現は一番好き.

超4悟空とベジータで体毛共に色が違うのも良い.

ストーリーも様々なキャラとルートがあり,IFのストーリーも豊富.

個人的には,悟空よりベジータが先に超サイヤ人に覚醒するルートが燃えた.

対戦システムに見極め(バーストのようなもの)が入ったことによりコンボの継続が困難となった.しかし,よりドラゴンボール的に変化したとも言える.

OPが最高で僕の中ではゲームで飛ばせないOP1位を独占している.

 

良ゲー.

ドラゴンボールZインフィニットワールド(Zシリーズ)

あんまり知られていない続編.

この作品もかなり好きだが,Z3の焼き増しと評されあまり印象は良くない.

GTのキャラが追加されている.GT悟空・Z悟空どちらからも超4に変身出来たりする.

ストーリーで超1の状態で動き回れるのが良かった.

バーストダッシュした際に溢れ出るオーラが綺麗で好き.

魔貫光殺砲が見極め・ガード不可,相手が打つ前にコマンドを入力しないと回避不能という壊れ技でこれ1つで進められる.

 

結構好きだけど世間からすると良作ではないらしい.

ドラゴンボールZ Sparking!

言わずとしれたSparkingシリーズの第一作目.

PS2用3D格闘ゲーム

発売前からめちゃくちゃ楽しみだった.

水中戦ができ,3D空間での戦闘ということで大いに盛り上がった.

キャラ数も多く変身形態含め90人ぐらいいる.

アイテムを合成してキャラを出すのは面白い要素だった(ワザップさんお世話になりました)

相手から隠れることの出来るZサーチというシステムが好きだったのだが,これ以降は無くなってしまった.

Sparkingシリーズの特徴としてストーリーのテンポが悪い.

しかし,IFストーリーの内容は面白い.

 

ドラゴンボールZ Sparking!NEO

Sparkingと比べて一番の違いは戦闘中に変身出来るようになったこと.

モーションはだいたい同じだけどこれは本当に大きい.

後述のメテオの印象が強すぎてこの作品に対する記憶があまり無い.

ラディッツが仲間になるIFストーリーがあったような気がする.

ミスターサタンの必殺技でハメ技ができ,珍しく強い.

ドラゴンボールZ Sparking!METEOR

一言で言うと神ゲー

キャラ数・変身・技のモーション演出・戦闘・再現度・オーラのスパークすべてが高水準.

キャラ数でいうとドラゴンボールのゲームで一番(161)なのでは?

欠点といえば,ストーリーがやはり雑であることか.

システム面でも様々な操作が追加されており,ドラゴンボールとしてあるべき姿になっている.

キャラ同士の掛け合いも非常に多く,IF物語としても楽しめる.

変身・技はキャラ固有のものがほとんどであり,作り込みの深さが伺える.

チチのキャラ図鑑解説は結構面白かった.超4に対して金髪じゃないから肯定的なのも面白い.

 

超1変身特有のプッツンエフェクトが好き.

アクマイト光線が悪役に効くのも好き.

ドラゴンボール レイジングブラスト2

PS3用の3D格闘ゲーム

Sparkingシリーズと同じようなシステムだが,UIが右下に統一された.

個人的な一番の改良点は変身シーンに力を入れていたこと.特にムキムキトランクスに変身する際に筋肉が膨張していく演出はすごいと思った.

キャラによって必殺技をカスタマイズできるので界王拳寄り(フリーザ戦前まで)の技で固めたりできる.

また,レイジングソウルを発動することにより格闘能力が大幅にアップしコンボを叩き込めるのが面白かった.

 

続編はやっていないがクソゲーらしい.

 

終わりに

もっと好きなシーンとかゲームについて語りたかったけど時間があまり無かったので書けなかった.ゲームももっとプレイしているし,映画もだいたい見たのでプレイ感想とか聞いてもらえると答えられると思います.

(後輩の卒論添削より優先してこの記事書いてる)

時間が出来たら自己満足で追記するかもしれない.

正直,ドラゴンボール超 ブロリーの宣伝の為だけに書いた.

興味があったら見に行ってね!

うんこについて書きたかったなぁ.

 

ご清聴ありがとうございます.

次はコットンくんです.頑張ってください.

 

 

 

 

P.S クラッシュバンディクーレーシングのリメイクめっちゃ楽しみ